コントラスト

INput ⇔ OUTput

動乱のデジタルノート

Evernoteの価格改訂

twitterのトレンドにevernoteが上がっていたので、気になって

検索してみると、利用料が上がるってことに。

 

サービス開始からずっとプレミアムで利用していたのですが、

今の自分の使い方からすると、年間5000円以上というのは結構なコストです。

 

なんでもEvernoteに保存しておく習慣が当たり前となり、

値上がりしたから他のに移り変えるという思考はありません。

いや、2割ほどありますかね…Microsoft OneNoteにしようかとも考えてます…

 

が、

 

が、ですよ。

 

Evernoteの他サービスとの連携の良さは、OneNoteには

適わないと実感しています。

自分が特に助かっているのが、webで商品購入やサービス登録、

契約などをした後の確認画面をそのまま保存できることです。

 

結構「あれなんだったっけな」という場面があり、Evernoteを開けば

確認できるということに助けられました。

 

使い続けたいけど、プランのランクは落とそうかな…とか考えてます。

月間10GBも書き込むって、何してんだよって話ですからね。

ほんとにテキスト中心ならば1GBで十分です。

 

幕を閉じたFlava

まだやってますが、簡単なメモアプリとしてFlavaを使っていました。

Google Keepをずっと使っていたのですが、Windows Phone→iPhone

変えていく過程で、両者の端末には純正アプリがないので使わなくなりました。

 

そこで利用し始めたのがFlavaでした。トータル200MBしか

保存しておけないのですが、課金すれば容量増やせるし、手軽にテキストや

画像、動画、サイト、位置情報などを保存しておけました。

タグのつけ方なんかも、用意されたマークを付与するだけである程度分類

できてしまうのが好きでした。

 

が、

 

が、ですよ。

 

しばらくPC版でログインできないなーと思っていたら、

ログインできた頃にはサービス終了ってね。

さみしいです。

 

結構いろんな思い出を溜めておいたんです。

 

そこで気になるわけです。

 

「この宝物は消えてしまうの?」

 

 

保存容量が少なかったのが幸いか、バックアップとして

webページ形式でダウンロードが出来る措置が取られていました。

移行は厳しいですが、無くなるよりは良いです。

 

Flavaよ、そしてそれを生んだ人々に感謝。

 

 

情報という財産を守るには

自分にとってはくだらない事を書き残していたとしても、

振り返ってみるとそれが有用な情報だったり、自分のモチベーションを

回復させてくれたりするんです。

 

あの時あんなこと思ってた、今見るとこれって稚拙、あの頃の俺天才、

とか思えたりして楽しいんです。

 

が、

 

が、が。

 

そんな情報をあずけているサービスが終了してしまうと、

せっかく貯めてきた情報がパッと消えてしまうんです。

 

Flavaの様に残しておける仕組みをちゃんと用意してくれれば

有難いですが、そうでない場合、財産を丸々捨ててしまうことになります。

 

長く続くだろうサービスを利用するのが安全策とも言えますが、

Evernoteの価格改訂による反響の大きさから感じられるのは、

「どんなサービスでもいつ終わるかわからない」という不安です。

 

一番安全なのは紙ノートに記録しておくことですかね。

でも、どこでも見れるかっていったら、それ持ってないと見れないじゃないですか。

大量の情報となると、持ってるのだけでも辛くなるじゃないですか。

濡れたら終わりじゃないですか。

 

濡れたら終わりはデジタルもか。防水であればいいけど。

 

 

とにかく、デジタルノート、メモ帳アプリやサービスでも言えることですが、

万が一の時に財産を回避させられる、保管場所を別に移せるような

仕組みをもっているモノを利用するのが一番だと思います。

 

その点でEvernoteはどうでしょうか?

 

APIが揃っている分、連携や組み込みの開発がしやすいので、

オフィシャルじゃなくても、エクスチェンジできるサービスを作る

人が出てくるかと思います。

 

終わりが来た時の対策は、開発者が考えるだけではなく、

ユーザーも考えて構えておいたほうが良さそうですね。